shutosfootball’s blog

1996年生まれ、広島→オーストラリア→筑波大学体育専門学群、蹴球部にて活動。卒業後はドイツに渡りサッカー選手をしている。「海外でサッカー」をテーマに色々書いていきます。

サッカーの違いpt2

ドイツにまで来て日本人の上下関係に苦しめられる。シュートです。

 

基本的に僕が一番年下なんで難しいですね。敬語とか。

 

今回は、サッカーの違いpt.2ということで、前回書ききれなかったことをどんどん書いていこうと思います。

前回の投稿はこちら↓ 今回のまとめはこちら。

shutosfootball.hatenablog.com

 

前回は、施設、選手がでかいパス雑とかを書いていきました。

それに加えて、まず、練習風の雰囲気から書いていこうと思います。練習日、始める前まではとにかく緩い。結構ギリギリまでクラブハウスにいて、時間になったらボール回しから緩く始めるって感じです。個人的には、チームのアップのメニューが足りないので、できるだけ早く出てしっかりアップをして、一人だけ仕上がった状態でパス回ししてます。この緩い雰囲気のまま、アップを済ませます。

そこからパス系のドリルだったり、シュート練、2対2とかを行いますが、プレー中はかなり激しいです。あんだけ緩かったくせに、かなりバチバチします。で、メニューが終わると、自分のチームだった人同士でハイタッチして、軽く話して、ゆっくり次に向かいます。

練習内容はシンプルなもので、最初のパスドリルは、1タッチ、2タッチ、ターンとワンツーの要素を取り入れた中距離のパスで体を起こして、ポゼッションも基本的にタッチ制限くらいで何も変化はないです。2対2やゴール前の攻防は、基本的に攻撃側への指示が多いです。できるだけシュートで終わる。ちょっとでもこねたら結構言われます。これはシュートが練習試合で少ないので自分たちのチームだけかもしれませんが、守備はよっぽど軽いか、戦ってないと思われるときにしか言われません。

チームごとでポイント制にして勝敗をはっきりさせると結構盛り上がります。でも、点数が一気に結構開いちゃうと負けてる方はやる気なくします。ガキなんです。

で、練習後の雰囲気は、まぁ緩いです。会話の内容も大したことは話さないです。スニーカー自慢されたり(実際超かっこいい)、ドイツ語勉強しろよって言われたり、ティンダーお前もやれよって言われたり、いっつも何してんの?とか。まぁどーせもいいことばっかですね。

雰囲気はこんな感じです。

次に、少しだけボールのことを書きたいです。練習中はよくブンデスリーガの試合で見るあのナイキのやつです。もう慣れましたが、なれるまで大変でした。芯に当てないと変なとこ飛んでいくし、軽いし、やりずらかったです。で、練習では30球このボールを出して使っていますが、試合になるとなぜかよくわかんないメーカーの全く違う質のボールを使います。これがうざい。ボールって結構僕の中では重要で、試合前とかにボールに触って慣れる感覚を大事にしてるんで、急に試合始まってボールが変わってると難しいです。なんで試合の序盤に余計に触って慣れてます。めんどくさい。

最後に個人戦術について。

まず、僕の中の個人戦術って、チームのサッカーに合わせて自分の特徴を出すための動き・戦術だと思っています。違うなら違うって教えてください。例えば、ハイプレスの僕のチームが、プレスに行ってるのに一人だけプレスをかけてないのはチーム戦術にあった個人戦術ではない。ということになるって思ってます。あと、つなぎたいのにガンガン一人だけロングボール放り込むとか。

で、この個人戦術ですが、チームにあってない、もしくは共有できてない選手が多いと感じます。チーム内で守備は決まっていますが、特に攻撃になると、みんな自分がボールに触りたい一心で動いています。俺はこうやって攻めたいっていう考えがほかの選手と全く違うってことも多々あります。これはドイツがってよりは、エゴが強い選手が多いから、人に合わせるってことができてないように感じます。

これから攻撃の戦術もどんどんやっていくと思うので、良くなっていくとは思いますが。今後に期待です。

なんせ、戦術どうこうより、ここ最近は中3日で試合が続いているので、あんまり時間がないんですが。プレシーズンってこんなに試合詰め込む時期だったのか。わかりませんが、結構きついです。

ってかんじで、日本とドイツのサッカーの差を感じています。

まとめ

  • 雰囲気は緩急がすごい
  • ボールはなぜか練習と試合で全く違う
  • 個人戦術があってない。
  • 中3日で試合が続く

もしかしたらpt.3もあるかもしれないので期待しててください。

以上です!ありがとうございました。